株式会社らふえるは2005年に研究成果に基づいた生活習慣病の予防支援を行うために、筑波大学産学連携共同研究センター(ILC)の支援により設立した大学発ベンチャー企業です。設立者の林啓子(当時筑波大学大学院人間総合科学研究科看護科学専攻准教授のちに教授に昇任)は、笑いの心身への影響を研究していたため会社名を“らふえる(laughwell)”としました。意味はそのまま「笑って健康」です。
そして4つのキーワードを会社の基本理念として打ち出しました。4つのキーワードとは喜(Ki)自(Ji)知(Chi)支(Shi)で、これを発音すると、iの発音で自然と笑顔になるという仕組みです。
社名にも基本理念にも笑顔を忘れず働こうという思いが込められています。株式会社らふえるは常にこの基本理念に基づいて企業戦略を練るだけでなく、よりよい職場環境を作ろうと努力しています。社員の皆様にもこの理念を理解し、実践することを求めます。
■第1のコンセプト「喜:Ki」
日々喜びがあり笑えるかどうかを生きることの基準としましょう。笑えない時には、どこかに無理がないか、過剰に我慢していないかということを振り返って、問題は早期に解決しましょう。感謝を忘れず笑顔で人と接することができるかどうかは、看護をするものにとって基本です。喜び、笑顔は仕事の質を高め、さらにあなたの人生も質も高めてくれます。
■第2のコンセプト「自:Ji」
自のつく言葉を集めてみましょう。まず自分、自信、自発的、自主的、自己流、自由、自慢・・・。どれもあなたにとって重要な言葉です。自分をよく知り、自信をもって、自由に、そして自らの行動に責任を持つことがプロフェッショナルに求められます。
■第3のコンセプト「知:Chi」
どのような仕事をするにしても知識は必要です。私たちの看護実践は科学的根拠に基づいたものでなくてはならないのです。しかし知識のままでは実践につながりません。知識を知恵に変えてこそ効果的な看護技術となります。
■第4のコンセプト「支:Shi」
今日誰かに支えられ、明日は誰かを支える。支援された人が支援する側へ。さまざまは人から支えられていることを忘れずに感謝しながら、明日はもっと多くの人を支えられるようになろう。